仮設住宅 全員入居 困難だ

上記asahi.comによると、「東日本大震災の被災者向けの仮設住宅について(中略)「『お盆までに希望者全員入居』」というのが困難になったという。

 

とんでもない話という側面はある。

 

しかし、原因は、上記asahi.comによると、「５万６１７戸の仮設住宅を発注済みとしたうえで、福島県から２千戸、岩手県から１５０戸、宮城県から８１戸の計２２３１戸の追加要請があった」からだという。

 

見通しが甘かったと批判するのはそれなりに正当だが、肝心なのは住めることからすると、建設的な批判ではない。とにかく完成を祈るしかない。

 

なお、「発注済みの大半は８月前半までに完成するが、追加分の完成は９月になるという」（上記asahi.comより）。

 

(追記)　NHKのラジオニュースで聞いた記憶で恐縮だが、仙台では、仮設住宅が400戸余っているという（不正確な可能性があるので、読者の皆様の確認を乞う）。見通しは甘いが、ニーズの把握の難しさもある。被災者にはそれまでの生活がある。で、難しいことである。