清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

原発の 再開国が 判断だ

読売新聞東京本社版2012年3月8日朝刊13版1面のトップの見出しは、「原発再開まず国が判断」。

それによると、「枝の経済産業相は7日、読売新聞のインタビューに応じ、定期検査で停止中の原子力発電所の再稼働について、地元に合意を求める前に、首相と経産相ら関係3閣僚が政治判断をすることを明らかにした」という。

10面も読んだが、地方を無視するわけではなさそうだ。「福井県は、地元了解の前に政府が再稼働すべきだと主張している」(10面)を受けているのだろう(か?)。

1面に戻ると、「地元自治体は、『再稼働の判断を地元に押しつけている』と反発していた」という。しかし、地元自治体って、何なんだろう? 国が言うことを聞く姿勢を示せば、判断を押し付けるなで、国が方針を示せば、地方の言うことを聞けで、いったいどっちなんだ?

具体的根拠は示さないが、民主党政権は、地方の言うことをよく聞いていると思う(松本龍さんの辞任騒動も、村井嘉浩宮城県知事の構想を否定したものではなく、コンセンサス云々、を言っただけ)。それをいいことに、ああ言えばナントカ、というのは問題なんじゃないのか?

どちらかに一貫しなければならないだろう。国の言うことに従うか、まずは意見を言わせてくれか。現在では後者の方がうまくいくと勝手に判断する。