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で、読売新聞が小沢一郎さんを叩くためにはなんでもやる様を描いたが、それは現在も続いている。それも投書「気流」欄の選択で。
読売新聞2012年1月7日朝刊12版9面「気流」に、「「未来」から「生活」比例議員は辞職を」と題した投書が載った。それを検討する。
続けると、「それなのに、選挙で大敗すると小沢一郎氏が中心の「生活の党」になってしまいました」として、失望感を表している。
それはいいのだが、「比例選で当選した人たちは(中略)党に対する評価や期待で当選したのではないでしょうか。体制が変わった生活の党に所属するのなら、すぐにでも辞職してほしいというのが率直な気持ちです」というのが、投書した人の間違いであり、投書掲載を決断した人が「真実を追求」(今回もトラックバックした、木走正水さんの「木走日記 2012-12-04 読売新聞の「小沢大嫌い」報道がすごい件」にある、読売信条から引用した。http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20121204/1354594765)
するつもりがないか、する能力がないことが明らかになった。
実際は、選挙時の日本未来の党が生活の党になり、嘉田さんらが分かれて新たに日本未来の党を作ったのだ(ZAKZAK「嘉田氏、歯切れ悪く…共同声明で分党表明「未来の党がなくなるのではない」」(2012年12月28日。http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121228/plt1212282141003-n1.htm)
)、47NEWS「未来、「生活の党」に会派名変更 衆院、所属7人のまま」(2013年1月4日12時20分。http://www.47news.jp/CN/201301/CN2013010401000856.html)
)。だから、生活の党が継承しており、「すぐにでも辞職してほしい」(読売新聞より)は、筋違いなのだ。
こういうのは、乗っ取りとも言う。しかし、意思決定を多数決で決めることを非難することは難しい。だから、この点でも、生活の党に対する非難は、筋違いである。
投書する人の勘違いというか、政治的信条はいいが、それを利用して事実に反する投書を平然と載せ、世論誘導しようとする読売新聞は、悪質と断ぜざるをえない。担当者の即座の退職を求めたい。
*タイトル敬称略