尖閣は いいが竹島 ちょっと待て

引用元の朝日新聞デジタル「「尖閣・竹島は領土」明記を検討　文科省、教科書指針に」（2014年1月11日12時2分。http://www.asahi.com/articles/ASG1C3CSTG1CUTIL00F.html

）によると、「中学・高校向け教科書の編集や指導の指針となる学習指導要領の解説書に、尖閣諸島と竹島を領土と明記する改定を文部科学省が検討している」という。

 

尖閣については「「領有権問題は存在しない」」（朝日新聞デジタル）かはさておき、現時点では日本が実効支配している印象があり（尖閣諸島上陸で日本人が中国に連行された？）、それでいいが、竹島に関しては「「韓国との間に竹島をめぐって主張に相違があること」」（朝日新聞デジタル）ぐらいがリアルなんじゃないかなぁ？

 

「尖閣は　死守で２島は　ぜひ返還?」（http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/53797528.html　）で書いたが、領土の決め方に絶対的方法はない。だから日本が竹島は日本領土だと主張しても、そしてそれが歴史的経緯から理由があるとしても、「「主張に相違がある」」（朝日新聞デジタルより）ぐらいでしかなく、現実の韓国の実効支配からすると、無力である。

 

したがって、筆者は、尖閣の領土明記はいいが、竹島明記はリアルではないのでよした方がいいと考える。