清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

AKB 人気あるのは 日本だけ?

古い話で恐縮だが、読売新聞2014年1月5日朝刊13版9面に載っていた「ソフトパワーの作り方 第2回」(読売プレミアムに登録している方は、http://premium.yomiuri.co.jp/pc/#!/news_20140105-118-OYTPT00050/list_ECONOMY2%2509%25E3%2582%25BD%25E3%2583%2595%25E3%2583%2588%25E3%2583%2591%25E3%2583%25AF%25E3%2583%25BC%25E3%2581%25AE%25E4%25BD%259C%25E3%2582%258A%25E6%2596%25B9_0/list_ECONOMY1

から)が興味深かった。
 
その連載に「少女時代はアジア全域で人気が高い」とタイトルが付けられているグラフがあって、「グーグルトレンド1月3日現在」で、「検索件数をもとに最も人気が高い母国を100として各国・地域の人気度を指数化したもの」をグラフにしたのだが、少女時代の方はアジアのどこでも(日本の他には韓国、フィリピン、ブルネイインドネシアミャンマー、台湾、マレーシア、モンゴル、シンガポールマカオ、香港、カンボジア、タイ)人気があるのに対し、AKB48は日本では人気があるが、日本以外で少女時代<AKB48のところ(AKB48のほうが人気があるところ)は一つもなかった(ちなみに、日本でも少女時代とAKB48が拮抗している)。
 
たしかに、少女時代は2013年のYOU TUBEのビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞しているし(MIRAI STEREO「YouTubeミュージック・アワード決定!少女時代がビデオ・オブ・ザ・イヤーを受賞!」(2014年1月11日アクセス。なお、他5部門の受賞者も載っている。http://mirai-stereo.net/2013/11/05/youtube-music-awards-2013/
)、プロの目から見てもすごいらしい(と言っても古い記事で恐縮だが、BLOGOS「日本のコンテンツはなぜ海外で勝てないか――AKB48生みの親、秋元康氏が語る」(2011年10月27日 10:30。http://blogos.com/article/23875/
 なお、内容も面白いので、ご一読)。ただ、少女時代のYOU TUBE の動画を観た(信じなくていいけど)日本人の私としては、ちょっと残念に感じる話である。
 
ところで、偶然(このエントリーのために読んだのではなく、という意味)田村耕太郎・著『世界のエリートはなぜ歩きながら本を読むのか?』(マガジンハウス、2013。なお、この本の記述にどこまで根拠があるか、筆者(清高のこと。以下略)には判断できないが、面白いので、話半分のつもりで読むのを勧める)を読んだが、その本のp172、p173によると、田村「の誕生日を祝ってくれた外資系企業で働く日本女子たち。聞いてみたら(略)『日本人の男性は、小さくて、はかなくて自分の意見がないような可愛い子が好き。世界で言えば間違いなくロリコンだよ。いい例がAKB48(以下略)』。確かにAKB48は欧米ではもちろんアジアでも私が知るかぎりウケていない。世界では大柄で肉感的な自己主張がある女性が人気だ」とのこと。そう言えば筆者は2014年1月9日22時55分から、NHK総合テレビで「AKB48SHOW! 傑作選」(Daily AKB48より。2014年1月11日アクセス。http://daily-akb48.com/topics/5107
)を観たが(これもエントリーのためではなく、AKB48等がなぜ人気があるのかについての、自分なりのお勉強)を観たが、たしかに小柄で痩せている人が多かった。これらを総合すると、AKB48が他の国でウケが悪いのもなんとなくわかる気がした。
 
だからと言って、筆者は少女時代>AKB48だとは思っていない(エントリーにしているが、どちらもそんなに興味はない)し、AKB48等のメンバーを大型化しろ、とも思っていない。それぞれの個性的なパフォーマンスがウケることを祈るだけである。
 
*文中敬称略