清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

ゴーストが 作っていたで 思い出し

転載元の朝日新聞デジタル「「全聾の作曲家」佐村河内守氏、別人が作曲」(2014年2月5日12時18分。http://www.asahi.com/articles/ASG25343JG25UCLV003.html )によると、「「全聾(ろう)の作曲家」「現代のベートーベン」として知られる佐村河内守(さむらごうちまもる)さん(50)が、十数年前から別人の男性に頼んで作ってもらった曲を自分単独で作ったと発表してきたことがわかった」という。

 
なんで今頃の発表か、と思ったが、週刊文春WEB「「現代のベートーベン」佐村河内守氏のゴーストライターが語った!」(2014年2月5日18時。http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3627 )など、週刊誌が追っかけたネタだったからと推測する。
 
実は、NHKで、交響曲第1番「HIROSHIMA」を聴いて、それなりにいいと思ったから、この件が気になり、本エントリー誕生となった。
 
残念な話である。もちろん、他の人が作っていたということもあるが、今バレてしまうと曲の生命が絶たれる懸念があるからである。佐村河内さんが死んで数年後にバレたら、物語になったかもしれない、というのは、不謹慎だろうか?
 
そういえば、音楽関連のゴーストライター騒ぎで思い出すのは、作詞作曲を手がけているある俳優さんのゴーストライターと名乗る者が脅迫罪で逮捕されたことである。某俳優の件はその後どうなったんだろうか?ゴーストライターが作詞作曲したのだろうか?それともただの嫌がらせか?その騒ぎの時、私は前者の可能性が高いと直感的に思ったものだ(現実にそうだとは言っていない)。その頃は(というより、J-POPの世界では)、曲の自作自演それ自体が評価されたからである(本当はアウトプットが大事で、誰が作ったかはアウトプットに劣後する)。
 
更に思い出したのは、将棋の本の世界もゴーストライターが書いたものがあったということである。記憶をたどると(だから正確だとは言わない)、有名棋士のある本はゴーストライターが書いており、有名棋士が報酬を払ったということが(その有名棋士に対する批判なしに)専門誌に書かれていた。
 
お互い黙っていれば大したことではないが、公になったということは、何らかのトラブルがあったと推測していいんだろうな。