産経ニュース「国賓のパートナーが同性なら……竹下亘氏の発言要旨「日本国の伝統には合わない」」（2017年11月23日22時。http://www.sankei.com/politics/news/171123/plt1711230029-n1.html
）によると、「もし（国賓の）パートナーが同性だった場合、どう対応するのか（略）/私は（出席に）反対だ。日本国の伝統には合わないと思う」と語ったという。
以前宮内庁が、オランド・フランス大統領が来日した時に、「パートナー」を連れてきたことが導入だが、パートナーだろうが同姓だろうが夫婦と同じに迎えていけないようには思えなかった。
さて本題。百歩譲って竹下氏がそういう考えを表現するのをいいとしても、「日本国の伝統」はないだろう。日本国って、同性のパートナーを差別するのが伝統なんだろうか？
筆者は、産経ニュースに書いてある発言を、日本国を貶めるものだと解釈する。
こんな発言が許されるはずもなく、毎日新聞「自民・竹下氏「言わなきゃ良かった」同性パートナー発言」（2017年11月24日。https://mainichi.jp/articles/20171125/k00/00m/010/027000c
）のように「撤回」に追い込まれるのは当然である。
