清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

フジテレビ ニュースで煽る レイシズム(2)

ネットサーフィンしていたら、Yahoo!ニュース(FNN PRIME onilne)にこんな記事が。

 
「日韓友好や未来志向はやめて『どうでもいい国』に」(2019年3月27日18時51分。https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190327-00010014-houdoukvq-pol
 
記事によると、「この人は『韓国は嫌いだ』と叫んでいたらしいから、 よほど腹に据えかねていたのだろうか。 でも『韓国は嫌いだ』と叫んで暴れたい日本人は増えているのではないか。 空港で酔って暴れるくらいならいいが、 軍や警察レベルで『小競り合い』にならないようにしないといけない」だって。
 
そうか、日本国って、怒りに任せて「『小競り合い』」をする愚かな国なのか?現政権のレーダー照射問題やいわゆる徴用工判決の対応などを見ると確かにそうかもな。
 
しかし、記事はそういう趣旨ではなく、「『韓国は嫌いだ』と叫んで暴れたい日本人は増えているのではないか」というのが、フジテレビの解説委員、平井文夫さんの言いたいことであろう。しかし、これ、レイシズム(本エントリーの場合は、人種差別撤廃条約第1条定義なので、人種より広い概念)の煽動とも取れるぞ。在日韓国・朝鮮人に危害が加わらないように注視しないと。なお、「空港で酔って暴れるくらいならいい」って、普通に良くないだろう。もちろん日本国内でもどこでも。
 
記事を読み進めると、以下、少々長いが、引用する。
 
(引用開始)
なぜ日韓関係はこうもこじれるのか。 
 
韓国に対する日本の報道を見ていると、 日本のメディアは「韓国はいつか、これまでの行いを悔い改めるのではないか」 と期待しているようだ。 
 
文在寅の今回の発言は日本に気を使っているようにも見える」とか、 「なぜ文在寅は関係修復の具体策を出さないのか」とか。 
 
だが残念なことに文在寅が悔い改めることはないし、反日をやめることはない。 だから淡い期待を抱くのはやめて日本はもう少し現実的になった方がいい
(引用終了)
 
まぁ、たしかに韓国側が行いを悔い改めることはないだろうな。慰安婦財団解散やレーダー照射のように判断がつかない論点もあるが、いわゆる徴用工判決に関しては、韓国側の主張が正しいわけだから(被告の債務者が損害賠償をしなければ差し押さえられても仕方がないから)。だから「現実的になった方がいい」ということは、平井さんの趣旨(韓国が悔い改めること)は間違いで、日本側が余計な言動をしなければいいだけである。
 
さらに読み進めると、平井さんの差別意識が露になった部分が。それが「GDP世界12位になった韓国は日本とは対等だと思っている。だから日本が韓国を下に見て譲ったり特別扱いしても意味ないのだ」というところ。要は平井さんが「韓国を下に見」たわけである。
 
続けて読み進めると、少々長いが引用する。
 
(引用開始)
日本と中国の関係について昔は「日中友好」と呼んでいた。 
それがいろいろあって「戦略的互恵関係」に変わった。 
 
この言葉の意味は、 
「本当は嫌いだが互いの利益のために殴り合いはしない」ということ。
(引用終了)
 
平井さん独自の見解で客観性なし(苦笑)。
 
)を見てね。
 
最後に「他のアジアの国のように普通に付き合えばいい」というのもよくわからない。最近は「他のアジアの国」にはビザの発給要件を緩和したりしているが、それは「友好」と違うのだろうか?
 
韓国で暴れた公務員をとがめず、怒りのあまり他のアジア諸国まで貶める平井文夫さんは、仕事を辞めたほうがいいと思う。