清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

亀田勝ちに ようやく納得 しましたよ

亀田興毅選手が世界ボクシング協会WBAライトフライ級のチャンピオンになったが、判定をめぐって、抗議や問い合わせの電話、メールが、放送したTBSに5万5千件も来たという(3日午後3時までに)。

亀田選手がダウンを喰らってから私は見ていた。たしかに、第5ラウンドから第8ラウンドまでは亀田選手が盛り返したが、終了間際はファン・ランダエダ選手(ベネズエラ)が優勢であり、ところどころイーブン(10対10)があるから、結局ランダエダ選手が勝ちだと思った。

しかし、今日の読売新聞の10面解説欄を見て、亀田選手が勝ったことに納得がいった。理由は以下のとおり。

第1に、ダウンの場合は10対8と採点するから。ダウンを奪っただけでは決定的ではないということ。

第2に、イーブン(10対10)はなるべく出さないようにしようという傾向があること。世界ボクシング評議会WBC)の会長さんいわく、「10対10は1試合に2ラウンド程度にとどめたい」とのことで、どちらかを優勢にせざるを得ないということ(私が見た限りでは、亀田選手のパンチは結構効いているものがあった(重そうだった)ので、そうなると亀田選手が勝っても不思議ではない)。

それにしても、自国の選手が勝ったというのに、抗議や問い合わせをする人が多いというところが日本の良さで、誇れるところだろう。なぜなら、それだけ純粋に、かつ真剣にスポーツを見ているからである。

参照 読売新聞東京本社版第13版10面、34面