清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

親日が 韓流好きも 矛盾なし

朝、紙の読売新聞(2019年8月11日統合版13版7面。ウェブでは発見できなかった)を読んだら、「ワールドビュー 台湾 自然体の親日」(台湾支局長 杉山祐之。以下、①)と題した記事が、筆者の最近の流行音楽に関する心情をぴったり表す言葉があったので、取り上げる。

 

①によると、「台北の繁華街にある韓国ブランドのブティックで、女性店員が笑顔で話した。/『台湾女性の多くは、韓流アイドルが来ている服にあこがれます。日本のアイドルの衣装は、なんだかアニメみたいで……』」

 

「韓国ブランドのブティック」で働いているのを差し引いても(その必要はないだろうが)、「『日本のアイドルの衣装は、なんだかアニメみたいで……』」、日ごろから筆者が思っていることである。

 

筆者が日本の(J-POPの)女性グループを、韓国のそれに比べてあまり好きになれないのは、衣装などの見せ方が好きではないからである。

 

思いつくままに書くと、秋元系は実年齢がどうあれ幼い衣装だし(AKBグループの、それこそアニメみたいな衣装も、坂道シリーズの中高生の制服っぽい衣装も)、ももいろクローバーZ東映特撮ものみたいな衣装も子どもっぽいし(なお、東映特撮もの(テレビ朝日)の「秘密戦隊ゴレンジャー」の衣装は由緒あるものである(白波五人男から来ている))。

 

それに比べて(比べる必要はないが、あえて)、例えばWeki Mekiは、音楽もカッコイイが(筆者はそれを重視する)、ミュージックビデオもカッコイイ。

 

筆者は、Weki Mekiを、スカパー!無料の日でたまたまやっていた「ミュージックバンク」で観た「Picky Picky」(YouTubeにミュージックビデオがある。


Weki Meki 위키미키 - Picky Picky M/V

 

)で知ったが、調べてみると、彼女たちのデビュー当時のコンセプトは「ティーンクラッシュ」だそうだ(ウィキペディア「Weki Meki」より。https://ja.wikipedia.org/wiki/Weki_Meki

)。その時の楽曲のひとつが、「I don't like Girlfriend」である。


Weki Meki 위키미키 - I don't like your Girlfriend M/V

 

韓国の若い(幼い?)人たちだって(失礼承知)これだけカッコいいわけだから、韓国ブランドのブティックの女性店員でなくても憧れますわな。

 

本エントリーは、Weki Mekiの紹介の意図ではないが、年齢が若く(幼く)、そのうえカッコイイことの一例として取り上げた。

 

①に戻ると、「台湾人が日韓のアイドルを比較し、韓国に軍配を上げると、少し胸がざわついた。/自分の心にある『台湾人は親日』という固定観念が刺激されたのだろう」と続くが、「『台湾人は親日』」はある意味絶対評価で(他と比較せず)、それは韓国のアイドルが好きであることと両立する。つまり、日本が好きだから、韓国が嫌いだ、とはならない。筆者の考えは普通だと思うが、杉山さんはそう考えなかったのだろうか?たしかに①の最終段落で「歴史に根ざす中韓の『反日』に疲れる日本人の一人」とあり、杉山さんもそうだろうが、実際は、歴史に根ざさない保守の歴史否定に疲れているだけかもしれないな、筆者みたいに。