ビジネスマン御用達の日本経済新聞が、犯罪を肯定しているかのような内容の記事を出しているという話。これじゃ、日本の企業社会のモラルは上がらないわな。
まずはその記事の紹介。有料記事。
(2019年10月14日18時44分)
まず見出しがいけないわな。「混乱の背景に準備不足」だと?それは否定しないが、混乱の背景は犯罪と言いがかり以外あり得ないんだって。だから「国の補助金が不交付となるなど公金が支出された芸術祭の在り方に課題を残した形」と肯定してもいけない(「芸術祭の在り方」ではなく、「文化庁」なら正しい)。だから、日本経済新聞が犯罪を肯定していると書けるのである。
有識者会議が行ったトカゲの尻尾切りの分析もできずそれを追随するかのような記事もまずい。
あとは有料記事なので、会員登録して読んでもらえれば、ということ。「公表」とは言えないので(私見)著作権侵害の可能性があるので。
なお、
(2019年10月14日19時53分)によると、「期中に訪れた人は65万人以上で、過去最高に達する見通し」とのこと。だから、
kiyotaka-since1974.hatenablog.com
で書いたように、集客面で②事業の継続が見込まれるかの要件を満たしている。また、
(2019年10月15日アクセス)によると、「『通常、こういう芸術祭で一度中止されたものが復活することは例がない』」(津田大介さん)とのことなので、①実現可能な内容の要件も問題ないだろう(実現不可能なら復活しないって)。
というわけで、文化庁の補助金不交付の根拠、なくなりましたな。