清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

表現の自由

要人に 声を届けちゃ いけないの?

某日、BS-TBSで2020年7月18日10時から放送された「ドキュメントJ ヤジと民主主義~小さな自由が排除された先に」を観た。2020年7月31日時点でYouTubeで観られるので、以下リンクを貼っておく。 www.youtube.com いろいろな感想はあろうが、この番組を観るのに…

匿名表現 保護されるべき ものなんだ(マスメディアと SNSを おんなじに(4))

読売新聞2020年7月1日統合版12版13面「「ネット中傷」開示制度見直し」はなかなかの記事だった。 被害者側の代理人を主に務めた清水陽平弁護士の「責任の追及 時間との闘い」(以下、①)、プロバイダー側の代理人を主に務めた北澤一樹弁護士の「正当な批判で…

嘘ついた 櫻井よしこらが 謝罪すれば?

まずは毎日新聞2020年2月6日 19時06分(最終更新 2月6日 19時46分)の下記記事を紹介。 mainichi.jp 高裁の判決はhttp://www.courts.go.jp/app/hanrei_jp/search1 で検索しても出てこなかったので(2020年2月7日時点)、第1審の札幌地方裁判所の判決のアドレスを…

「表現」と 「主張」そんなに 違うのか?

国語便覧(『プレミアムカラー国語便覧』(数研出版、2017)p332)にも載っている先生でもおバカなことを言ってしまうという話。 読売新聞2019年12月2日統合版13版1面・2面に、劇作家・山崎正和さんの「地球を読む あいちトリエンナーレ 表現と主張 履き違え…

犯罪を 支持?産経の 内籐慎二

産経新聞の政治部・内籐慎二記者が「『あいちトリエンナーレ2019』のマスコミ向け鑑賞会に参加した」模様は www.sankei.com (2019年11月4日1時) から。以下に検討する通り、産経新聞らしく(?)トンデモのオンパレードだった。 展示を見て感じたのは、…

検閲と 著作権知らぬ 産経が

まずは産経新聞のウェブ版「不自由展こそ不自由 愛知の企画展・鑑賞会で実感」(2019年10月16日18時7分。 https://www.sankei.com/politics/news/191016/plt1910160028-n1.html )にアクセス。 注目すべきは、次のコメント。2ページ目から。 最も衝撃的だっ…

トリエンナーレの 犯罪スルー 読売が

少々遅くなってしまったが、読売新聞の文化面の解説で、あいちトリエンナーレの主催者のせいにして犯罪をスルーして実質的に肯定してしまった話を検討する。 今日取り上げるのは、読売新聞2019年10月17日統合版12版13面「「あいちトリエンナーレ」閉幕 補助…

犯罪を 肯定してる 日経が

ビジネスマン御用達の日本経済新聞が、犯罪を肯定しているかのような内容の記事を出しているという話。これじゃ、日本の企業社会のモラルは上がらないわな。 まずはその記事の紹介。有料記事。 www.nikkei.com (2019年10月14日18時44分) まず見出しがいけな…

芸術家の 責務設けて 妥協かな

www.asahi.com (2019年10月13日20時44分)によると、「 国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」は14日、閉幕する。企画展「表現の不自由展・その後」がいったん中止されたことを教訓に、表現の自由を守るための「あいち宣言」をとりまとめようと関係…

展覧会 中止の真相 まとめたよ 兼 気にいらない 展覧会は 犯罪で 止めてしまおう これが日本だ(2)(2020年3月25日修正版)

あいちトリエンナーレ2019に対する補助金は、一度採択しておきながら、犯罪と言いがかり(来場しないのに文句を言っているのが多数だから)のせいで不支給になった話の続報。 昨日は台風で、読者の皆様も大変だったでしょうが、筆者はネットサーフィンにいそ…

展覧会 中止の真相 まとめたよ

再開されたが、一時期、「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止された。本エントリーではそれをまとめてみたい。 結論:能川元一さんのツイート。 アートがわかる・わからないとはまったく関係がない案件なので、初っ端から…

十分に あり得る「危機」と 思うけど

ハフィントンポスト「安倍首相が“事実上の事前検閲”との指摘に反論「ありもしない危機を煽るのは芸術家の皆さんに失礼」【あいちトリエンナーレ】」(泉谷由梨子。2019年10月7日18時40分。https://www.huffingtonpost.jp/entry/abe-hanron_jp_5d9af632e4b03b…

いいところ ほとんどなかった 河村たかし

報道レベルで、あいちトリエンナーレ2019「表現の不自由展・その後」関連の、河村たかし・名古屋市長の発言をざっと(すべてではないことをあらかじめお断りしておく。筆者の恣意があることを頭に入れて以下お読みください)取り上げる。 まず、数少ない良い…

トリエンナーレ でもズレちゃった 三浦瑠麗

あいちトリエンナーレを観てきました。時間がなくて、話題の展示もほとんど見ることができず、今は閉鎖されている「表現の不自由展~その後」だけ専門のキュレーターの方にガイドしていただき、鑑賞してきました。 — 三浦瑠麗 Lully MIURA (@lullymiura) Sep…

市民の理解 全然関係 ないんだよ

Twitterサーフィンをしていたら、能川元一さん(肩書は「大学非常勤講師(哲学)なのだそう)の、以下のツイートを見た。 アートがわかる・わからないとはまったく関係がない案件なので、初っ端から間違えてる。/電凸した「アートがわからない人」とこそ対…

気にいらない 展覧会は 犯罪で 止めてしまおう これが日本だ

あいちトリエンナーレ2019の企画展「表現の不自由・その後」に動きが。 まずは毎日新聞デジタル「表現の不自由展中止、津田監督を厳重注意処分 判断などで「背信とのそしり免れない」 愛知知事」(*1)をご覧いただこう。 *1によると、 芸術祭実行委員会会…

韓国への 憎悪隠せぬ 藤原正彦

『文藝春秋』2019年10月号が発売された。 bunshun.jp 特集は「日韓断絶」だそうだが、そもそもの事実認識から間違っているから読むに値しない(これを買うなら『世界』(岩波書店)2019年10月号を買ったほうがいい。なお、本エントリーでは詳細な理由は書か…

同意など 要らぬさっさと 再開だ(日本なら 脅迫すれば 楽勝だ(6))

今回まず取り上げるのは、BUSINESS INSIDER「津田大介氏、あいちトリエンナーレ問題を語る。「組織化されたテロ行為」「展示再開はハードル高い」」である(アドレス等は*1 )。 書かれていることはおおむね真っ当だが、「電話抗議(電凸)の対応」(*1)は業…

河村たかしから 守るためには 効果なし(日本なら 脅迫すれば 楽勝だ(5))

筆者の理解しているかぎりでの憲法講座を。 題材は、ZAKZAK by 夕刊フジ「「あいちトリエンナーレ」問題 河村たかし名古屋市長が激白「私と大村知事を国会に呼んで!」 「日本の世論がハイジャックされたような展覧会」」(*1)である。 その2ページ目(*1…

日本なら 脅迫すれば 楽勝だ(4)

産経新聞のウェブ版「不自由展中止 津田氏の懸念を実行委が拒絶 リスク承知で展示か」(2019年8月16日18時50分。アドレスは*1)によると 愛知県で開催中の国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」が中止になった問題…

東浩紀 辞任はグッド ニュースかな(日本なら 脅迫すれば 楽勝だ(3))

「あいちトリエンナーレ2019」の『表現の不自由展・その後」は、脅迫行為等で、残念ながら2019年8月3日に中止になったが(*1)、その中でも一服の清涼剤と言えるニュースを。 産経新聞「愛知芸術祭アドバイザー東浩紀氏が辞意「善後策提案採用されず」」*2…

不買運動で 「言論封殺」 できるんだ

DHCテレビが、以下のようなリリースを。 「韓国メディアによるDHC関連の報道について」(2019年8月14日)*1 それによると、 番組内容と無関係なDHC商品について、韓国の誠信女子大学の徐敬徳教授を中心に、「#さよならDHC」なる不買運動が展開されているこ…

脅迫犯 捕まったから 再開だ(日本なら 脅迫すれば 楽勝だ(2))

時事ドットコム「市民団体「再開を」=少女像の企画展中止で」(2019年8月7日19時15分。 www.jiji.com )によると、「国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で、従軍慰安婦を象徴する少女像を展示した企画展が中止となった問題で、市民団体などが7日…

テロO.K. 展示はダメが 読売流

はてなさんに移籍しての(タイトルもマイナーチェンジ。旧タイトルは「清高の ツイッターでは ダメなニュース」)最初のエントリーは、読売新聞ウォッチ。 筆者は紙で読売新聞を読んでいるのだが、2019年8月9日社説「愛知企画展中止 主催する側にも甘さがあ…

知事よりも 市長の発言 問題だ

朝日新聞デジタル「展示中止言及『憲法違反が濃厚』 大村知事が河村氏批判」(佐藤英彬。 2019年8月5日12時11分。https://www.asahi.com/articles/ASM853C9KM85OIPE008.html )によると、「愛知県で開かれている国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』…

日本なら 脅迫すれば 楽勝だ

愛知県の話なので中日新聞を取り上げるが(実際はは出品した作家と作品が書いてあるから)、中日新聞「表現の不自由展、中止 あいちトリエンナーレ」(2019年8月4日朝刊の1面らしい。https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019080402000069.html…

あすの会だと 思考停止の メディアかな

先日、烏賀陽弘道『フェイクニュースの見分け方』(新潮新書、2017)を読み、Amazonのサイト上でレビューした(「事実をね 見たいあまりに 強引な」。https://www.amazon.co.jp/review/RC6HJGLO9Y7ZW/ref=cm_cr_srp_d_rdp_perm?ie=UTF8&ASIN=410610721X )。そ…

批判がね 凍結喰らう ツイッター

ツイッターサーフィンしていたら、ぽこぽこ(@gashin_shoutan )さんのこんなツイートが。 「(前後略)差別ツイートをした者ではなくそれを批判的に引用した者こそが凍結されるTwitterワールド」(https://twitter.com/gashin_shoutan/status/1117011030238842…

朝日こそ 自由の価値を 知っている

おそらくどの新聞でも載っている(筆者は読売新聞2017年6月15日朝刊13版7面)『週刊新潮』の見出しの一つは「なぜ私の「一橋大」講演会は潰されたのか 作家 百田尚樹 / 実行委メンバーをノイローゼに追い込んだ「言論弾圧団体」」である。 この件については…

病気のね 揶揄がペケかは 難しい

産経ニュース「【日米首脳会談】朝日新聞テヘラン支局長「またおなかが痛くなっちゃうのでは」 安倍晋三首相をツイッターで中傷』(2017年2月11日17時35分。http://www.sankei.com/politics/news/170211/plt1702110042-n1.html )によると、「朝日新聞の神田…