清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

日本なら 脅迫すれば 楽勝だ

愛知県の話なので中日新聞を取り上げるが(実際はは出品した作家と作品が書いてあるから)、中日新聞「表現の不自由展、中止 あいちトリエンナーレ」(2019年8月4日朝刊の1面らしい。https://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019080402000069.html

)によると、「愛知県美術館名古屋市東区)などで開催中の国際芸術祭『あいちトリエンナーレ2019』で、旧日本軍の慰安婦を象徴する少女像などの展示に批判が出ている問題で、実行委員会トップの大村秀章知事は三日夕、記者会見し、少女像などを展示する企画展を同日限りで中止すると発表した。美術館に『大至急撤去しろ。ガソリンの携行缶を持ってお邪魔する』との脅迫文が送られるなどし、大村知事は『これ以上エスカレートすると安心安全にご覧いただくことが難しくなる』と説明した」という。
 
警備の問題があるのは理解するが、これだと、(日本なら、自分の気に入らないことがあれば、脅せば楽勝だな。イヒヒヒ)としかならない。愛知県警察の出番である。
 
中日新聞に「『表現の不自由展・その後』に出品した作家と作品」のリストがあるが、きわめて面白そうな展覧会だった。「『造形“平和の少女像”2点』」の他にも、「『9条俳句』」だとか、「『造形”群馬県朝鮮人強制連行追悼碑”』」だとか、興味深い内容だった。それが、造形が気に入らないからって「『ガソリン』」(中日新聞より)をちらつかせて脅迫した人は最低だ!観たくないなら黙ってろ!
 
行き過ぎた(この事件の「『ガソリン』」(中日新聞より))抗議は問題だが、抗議すること自体が問題とはならないのは難しいところだ。この事件においては、中止すべき事情が、安全以外なさそうだが(展示物に問題のある(第3者の利益を侵害する)ものがないから。ただ、中止していい、またはすべきかは別問題)、例えば、川崎などで起こったヘイトデモへのカウンターは、その住民などの権利を侵害するわけだから、過剰でなければいいとなるからである。