まずは日本経済新聞電子版、2020年2月27日18時38分(2020年2月27日19時17分更新)の記事を紹介。
「全国の小中高、3月2日から臨時休校要請」(見出し)なんだって。
感染のピークを低めようということなのだろうが、各種報道(テレビ、新聞、ネット。いちいちソースは示さない)を見る限りでは、もしかしたら大して意味がないのではないか?と思っている。
先ほど「いちいちソースは示さない」と書いたが、いくつか取り上げる。
まずは、産経新聞2020年2月27日19時10分の記事、「保育所は一斉休園要請の対象外」。
次は、朝日新聞2020年3月2日13時8分の記事「学童、密集による感染リスクどう避ける 一斉休校始まる」(有料会員限定記事ゆえ、無料会員は読めない)。
学校を休校にしても、保育所は対象外だったリ学童保育で人が集まったりと、多数の人が集まる環境を0にすることはできないようだ。となると、なぜ学校だけ臨時休校にしなければいけないのか、さっぱりわからない。なお、例えばBリーグの延期というのはまだわかるが(不特定多数の人が来場するインドアのイベントだから。一方、私見だが、学校であれ保育所であれ学童保育であれ、「不特定多数の人が来場」と言えるかがインドアのイベントと比べて疑問がある)。
なお、一斉休校は、安倍首相によると、専門家に諮らず決断したそうだ。BUSINESS INSIDER「「全国一斉休校」なぜ専門家会議で議論しなかった?安倍首相の説明は…(衆院予算委・詳報)」(吉川慧 [編集部]。2020年2月28日7時15分)のリンクを貼っておこう。
筆者も切迫した状況だとは思っているので、安倍晋三・内閣総理大臣が速やかな決断をしたこと自体は理解する。しかし、不徹底の上に、外出する子(≒未成年)が必ず出るわけだから、今回の決断は大して効果がないと予想している。
肝心なのは日本在住者の健康なので、当ブログの予想が外れればいいが。