清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

『週刊新潮』の 論理は 死刑廃止

免田栄が亡くなった。ご冥福をお祈りいたします。なお、免田栄については下記参照。

免田事件 - Wikipedia

 

ところで、2020年12月10日発売の『週刊新潮』の見出しを(読売新聞2020年12月10日統合版13版8面から引用)。

 

性被害で女子自殺も…「人権」「職業選択の自由」は命より重いのか

 -『週刊新潮』2020年12月17日号の見出しより

 

でもそう言っちゃうと、犯罪被害者の「人権」より加害者の命が重いのだから、死刑はダメだ、となる。

 

もちろん実際は対立する利益の比較衡量もあるのだが、『週刊新潮』の論理であれば、死刑は廃止しかない。

 

ところで、上記に引用した『週刊新潮』の見出しは、「『わいせつ教師』は二度と子どもに近づけるな」という特集の一つである。もちろん教師が、相手が誰であれわいせつ行為をしていいわけがない(一定年齢以上の同意がある場合は除く)。ただ、特にわいせつや性犯罪のみを厳しくするというのは合理的な説明が必要だろう。一方、例えば刑罰の重さというのは、価値判断が含まれるものの、数値で判断できるので客観的だと思う。なお、体罰教員って学校から完全に追放されたのかしら?体罰というか、暴行や傷害で精神的・肉体的なダメージを受ける人もいるだろうに。教員はいかなる不祥事もいけないとしても、他の社会とのバランスをどうとるかが大事だと思う。従って、「『わいせつ教師』は二度と子どもに近づけるな」の支持を現時点では保留する。

 

なお蛇足。性犯罪に厳しい読者の方は、当然少女像設置に反対しませんよね?あれ(象徴したとされる「慰安婦」)はいかなる理由をつけようとも性奴隷なので(ほぼすべてがみずからの意思であることは考えにくい。ただし私見)。