清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

拉致事件の 政治利用(?)に 目が向いて

講談社の『週刊現代』が、安倍晋三内閣総理大臣拉致問題を食い物にしているという趣旨の記事を出し、それに基づいて森まゆみ議員が質問したところ、安倍さんが激怒したという事件は記憶に新しいが(右記の私の記事参照。)
、最近では、『週刊新潮』も類似の批判記事を出し、また、明日発売の『週刊現代』でも、元救う会の常任幹事さんが、金の作り方を告発している。

拉致問題を政治利用しているのではないかという趣旨の文章を私が最初に見たのは、斎藤貴男著『空疎な小皇帝―「石原慎太郎」という問題』(岩波書店)だった。そのときは、ありうるかもしれないが、イマイチ信じられないと思ったが、そのころから比べて、これだけ類似の話が出てくると、多少はあるのではないか、という気になってしまう。

まぁ、これだけ拉致問題の政治利用の話が出てくるということは、拉致問題から健全な距離を置いて物事を見られるようになったという意味でいいこところもある。しかし、これが拉致問題の追及のブレーキになってしまってはいけない。

とにかく、拉致問題の政治利用がないように祈りたい(といっても、多少はあって当然だと思うが)。