佐賀県の３女性殺害事件で、福岡高等裁判所は、１審の佐賀地方裁判所同様、無罪の判決を出した。
内容は、‐綽十颪貿ぐ媽がない、∧箒証拠のＤＮＡ鑑定では証明にならない（同一型の者はいくらでもいるから）、など。
△呂気討き、，詫廚麓白の任意性がないということである。最近も鹿児島で自白が証拠とならないとして無罪とした事件があったばかりである。また起こったのか。
たしかに、昔から「自白は証拠の王」なので、自白をなんとしても採りたいというのはわかる。しかし、あまりにも自白を採ろうとして強引な捜査をすると、その自白が任意性がなく、結果証明できないことになるというリスクも抱えていることぐらいわかるだろうに。なかなか改まらないものだ。
もっとも、本人が自白することまで否定するものではないことは付言しておく（自白から証拠が見つかるり、真に反省することもあるから）。
参照 読売新聞３月２０日朝刊社会面３９頁
