参議院６０周年記念式典が行われ、扇千景参議院議長が「（１票の格差が問題になっている参議院議員の選挙制度について、）本質的な解決には地方代表制のあり方に踏み込まざるを得ない」と言ったそうだ（詳細は右記の日本経済新聞のサイト参照。http://www.nikkei.co.jp/news/main/20070518AT3S1800U18052007.html）。
現行の参議院の選挙制度は問題が多いとは思う（選挙区は１人制のところもあるので少数意見が汲めないところが生じている、比例代表の選挙区が全国１区だけ（私はいいと思うが、私の知る限りこのような選挙区を採っているところはイラクぐらい）、など）。しかし、選挙制度を検討するなら、参議院だけ検討するのでは不十分ではないか。場合によっては憲法改正も視野に入れるべきではないか（と書いたが、後述のように、実際には憲法改正は不要）。
私見としては、次の３つのうちのどれかにすべきだと考える。
―圧脹，鮠選挙区制、参議院を比例代表制（全国区でも現在の衆議院比例代表区の選挙区と同じでもよい）にすべきである。
⊇圧脹，鯣耄秣緝柔（現在の衆議院の比例代表区の選挙区と同じにする）、参議院を小選挙区にすべきである。
０豈＼にすべきである（選挙区は比例代表一本か、小選挙区・比例代表並立or併存制などが考えられる（なお、小選挙区一本は、死票が多くなる恐れがあるので、賛成はしない。なお、＾討両豺腓六乙脹，鯣耄秣緝柔にするのでバランスが取れていると考えている）。ただ、この場合は、憲法改正が必要）。
