清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

伊吹さん 議員減らすこと ないんだよ

自由民主党伊吹文明幹事長が、衆議院比例代表選挙の廃止を主張したことで、公明党の顰蹙を買っていることが、今日の読売新聞朝刊政治面4頁(仙台では)に載っていた。

「ポイントは国会議員が自ら血を流すこと」ならば、自由民主党に有利に働いている小選挙区の削減こそが先だろう。

しかし、そもそもは、国会議員の定数を減らすこと自体が必要のないことである。

正式なデータは持っていないが、イタリアは日本の約半分の人口でも900以上の議員さんがおり、同様のフランスも900人くらいである。イギリスの下院だって650人くらいである(今挙げた国の人口は、すべて約6,000万人)。日本の衆参両議院で722人というのは、けっして多くない。日本の2倍以上の人口のアメリカの両院合わせて535人が少ないのだ。

国会議員の仕事は多岐にわたる。そのための必要人数は確保しなければならない。その観点からすると、国会議員の削減は、愚策である。

これもどの本かは忘れたが、日本の問題は、地方議員や地方公務員が多いことなのである。合併の推進などで、これらの問題をどんどん解決してもらいたい。