清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

陰山さんの メソッドお子ちゃま レヴェルかな

「雑誌のね コラムの内容 おかしいよ 」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/43460119.html
において、陰山英男さんを取り上げたが、相変わらず、お子ちゃまレヴェルの内容をダイヤモンド誌において垂れ流している。

今回取り上げるのは、週刊ダイヤモンド2008年8月9・16日号『大人の陰山メソッド90―日本の学校現場がもっと意識すべき教育のグローバルスタンダード』。

陰山さんは、PISAの順位が下がったことを嘆いている。ただ、これに関しては、単純に嘆くのがいいかは難しいはずなのに(いちいち挙げないが、分析多数)なぜ単純に嘆いているのか。陰山さんは、おそらく分析をほとんど読んでいないのだろう。ところで、PISAにおいては、英米は日本より順位が低いのに、なぜ(安倍晋三さんからの)教育改革は英米を手本とするのだろうか。

「日本の若者たちはと言うと、何十万人もが引きこもりをしているのが現状だ。ここにエネルギッシュで高度な学習を積んだ若者が大学に入ってきたら、この国はどうなるのか」→そういう心配だけなら不十分である。そもそも、引きこもりはエネルギッシュでないのだろうか(引きこもりの祭典ってあるけど)。また、どうしたら引きこもりの人が「高度な学習」にアクセスできるかを考えたことがあるのか。このような書き方では、引きこもりに対しての偏見を助長することぐらいわからないのだろうか。本当の大人なら、偏見を生じさせないように書くだろうから、ここに陰山さんの「お子ちゃま」ぶりがよく出ていると言えようか。

「国際化とか国際標準」ということが,なぜ「優秀な教員を中国や韓国に派遣し、教育現場を視察させる」ことにしか結び付けないのだろう。たしかにこれは一案である。しかし、「国際化とか国際基準」と言うのならば、経済的、社会的及び文化的権利に関する国際規約第13条第2項(高等教育(日本で言えば大学のことと聞いたことがある)までは無償教育の漸進的導入を進めるべきことが書いてある)をまず読むべきだろう。入学金未納で怒るより、陰山さん自身が国際基準を知るべきであろう。ここにも陰山さんの「お子ちゃま」ぶりが出ている。

来週の週刊ダイヤモンドは休刊だが、休刊開けの連載の題名は、「陰山流お子ちゃまメソッド」になっているだろう(?)