スポーツ報知「男子バスケ新監督即解任…8月アジア選手権出場逃せば」(http://hochi.yomiuri.co.jp/sports/ballsports/news/20090211-OHT1T00100.htm)
によると、バスケットボール男子の日本代表監督が決まったが、早期解任もありうるという。
予想だが、代表の全員がJBL(日本バスケットボールリーグ)勢から、それも、いわゆるゴールデン・エイジ(竹内兄弟をはじめ、2007年4月にJBLのチームに入った選手)の人(ユニバーシアードで世界のベスト4に入った)がかなり入るだろう。
既存のメンバーも悪くないが、実績や刺激の面からは、結構有力な案だと思うがいかがだろうか。となると、若いメンバーなら長い目で(少なくてもオリンピックまで)育てなければならず、早期解任は裏目に出るのではないか。
ところで、気になるのは、「まずは日本リーグを回り、代表候補をリストアップする」のくだり。おそらく、アメリカや、bjリーグ(日本プロバスケットボールリーグ)は回らないのだろうな。
諸説あるが、私の解釈では、現時点では、bjリーグ所属選手は、協会所属ではないので、日本代表の可能性はゼロである。
私も、世界バスケ2006(日本大会)からそれなりにバスケットボールを見ている(といっても、生でそんなに見ているわけではないが。「ファンではない」の批判は甘受するが、ならJBLを仙台市体育館でやってみろよ!と返す)ので、大体の状況はわかっているつもりである。仮にbjの選手が選ばれるとしたら、屈指のシューターぐらいだろう(サイズのある選手は大概JBLにいるんだよなぁ)。この現状からすれば、大多数がJBL勢なのは当然である。
しかし、リーグの所属如何で代表になれないというのは、実力主義ではないともいえ、釈然としない。
現在のバスケ界の状況では、地域で応援することと代表を応援することがつながらないところがあるので、一般に対するイメージはプラスにならないだろう。仮に世界バスケやオリンピックに出ても、bjの本拠地のあるところの人ならば、(bjの選手が出ていたらなぁ)と思うのが関の山である。
と書いても、最終的には、bjリーガーがうまくならなければ話にならないのだが。