清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

アメリカも わかってないか 大前さん

いわゆる年越し派遣村について、トンデモ批判を展開した大前研一さん(「雑誌はね わかってないね 派遣切り(3)」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/46672334.html
参照)、近著『さらばアメリカ』(講談社)も、見出しを見た限りでは、トンデモのような気がする。

いわく、「アメリカは本来、こんな無節操な国ではなかったはずだ。こんなことはアメリカの建国以来、初めてだと思う・・・・・・」。

そうか?自由貿易を標榜しておきながら、不利になるとスーパー301条を持ちだしたの、どこの国だっけ?

あと、クーンツ『家族という神話―アメリカンファミリーの夢と現実』(筑摩書房)を読んだこともないのかしら。その本には、富裕層がなんだかんだ言って国費を使い、貧困層が国費を使えなくて苦しんだことが書かれている。こういうのは「無節操」ではないのだろうか?

大前さんのイメージとは異なり、「アメリカは本来、こんな無節操な国」だったのだ。運良く成功したから、そのイメージだけでモノを見たのだろうか。

もっとも、私はアメリカに行ったことがないので、行ったことのある人に向かって批判するのもトンデモであることは、言うまでもない。