いよいよ通常国会召集。
内閣総理大臣、幹事長、衆議院議員と、民主党の方に、政治とカネにまつわるスキャンダルが続出している。
報道を見ると、野党は、これらの政治スキャンダルの追及に熱心なようだ。
しかし、スキャンダルの追及は、注意を要する。
例えば、個人の問題だとすれば、国政調査権の発動の必要もあるまい。選挙の時にあげつらえばよい。
もしスキャンダルを追及するならば、構造的問題としなければならない。上記スキャンダルもそれぞれだろうが、構造的問題を理由としなければ一回限りで終わって時間の無駄だと思うからである。
それよりも野党に求められるのは、難しいだろうが、民主党などの連立与党の「政策」を批判することである。民主党より説得力のある批判をすることによってチャンスを待つしかない。