清高の ニュースの感想 令和版

題名川柳・内容超一流!

山内昌之 部落差別と 同じだよ

「石原と 佐野眞一らは 同じだな」(http://blogs.yahoo.co.jp/kiyotaka_since1974/53437446.html )で、週刊朝日の連載が、橋下徹大阪市長の逆鱗に触れたことを書いた。

橋下市長は「「今の政治的行動に、父親の態度や生活が影響しているという考えなのかどうかを聞きたい。ルーツをあばくのが目的だと書かれているが、これは血脈主義、身分制につながるきわめて恐ろしい考え方だと思う」」(MSN産経ニュース「橋下氏「朝日の記者の質問には答えない」 週刊誌出自報道を批判「恐ろしい考え方」」(2012年10月17日11時36分。http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/121017/ent12101711370010-n1.htm ))ということに怒っているが(後述の部落差別と直接関係ないところで怒っているが)、当ブログでは「被差別部落出身者ゆえにやくざ者の血が流れている、と読めること」を「最大の問題」と認定した。そして、おそらく週刊朝日も、それがために連載を中止したと推測する。

その被差別部落で思い出したが、以前、菅直人さんが内閣総理大臣だった時に、山内昌之という歴史学者が、菅直人バッシングを執拗にしていた。

思い出しただけなので厳密な証拠を示せないが、以下のブログをご参照。

ジャパニーズ・クリスマス『まんぞく社会サイエンス』「まだ続く山内昌之氏の管首相批判」(題名原文のママ。2011-07-30(18:09)。http://manzoku747.blog67.fc2.com/blog-entry-107.html )

泥酔論説委員『泥酔論説委員の日経の読み方』「官僚機構 再編し活用せよ」(2011年03月23日。http://deisui-nikkei.seesaa.net/article/200128020.html )

『さくら美しき国を語る - ヤマト・シマネ -』「(251)航空自衛隊連合幹部会懇親会」(2010年12月10日 

これらのブログからは、複数回、山内昌之さんが、菅直人さんが市民運動家だったがゆえによくない、という感情を書いたと読み取れる。

私も読売新聞を読んだが、山内さんは菅直人さんが市民運動家出身だからダメ、と取れる文章を見た記憶がある。

そんな山内さんの見解は、部落差別と同根のものである。

部落差別は、もちろん、能力と無関係な、土地による差別という側面がある。

しかし、ルーツを探ると、封建時代の職業差別という一面もある。もっとも、全国地域人権運動総連合「部落問題の用語解説」(2012年11月1日アクセス。http://homepage3.nifty.com/zjr/kaisetsu.htm#shokugyou )によると、「職業起源説」は「誤った俗説」とのことだが、「部落民」は「その主要な部分を占めていたえた 身分に属していた」とあり、えたとは「河原に住み、牛馬を殺して皮をはぐ仕事をしていたところから、差別を受けていた人びとに対する呼称として、 鎌倉時代の末ごろからあらわれた名称」とあるので、職業が全然関係ないとは言えない。

山内さんは、市民運動出身だからダメ、と言っているのだから、職業差別と同根と認定してよい。

差別者の山内さんは、今後は文章を書くべきではないと思うし、週刊朝日の記事を部落差別とするならば、山内さんも糾弾すべきである。

*タイトル、文中一部敬称略