週刊女性PRIMEが、動物虐待を促進しかねない「報道」をしているという話。タイトルは「立憲・鎌田さゆり、選挙活動に同行させたヤギを当選直後に里親へ→炎上→撤回、さらに炎上」(2021年11月5日)
衆議院宮城2区から小選挙区で当選した鎌田さゆりさんが、「仙台メリー」というヤギを飼っていたが、当選したので次の飼い主に育ててもらうことにしてもらったという話。
正直、それでいいじゃん、としか言えない話だが、立憲民主党の議員さんであれば何が何でも叩こうとするメディアのこと、悪意たっぷりに書いてある(それは上記リンクから読んでください)。
このヤギの場合は意図をもって飼われているので(「『“草刈りのお手伝い”』」*1)何とも言えない点もあるが、仮に野良猫を飼い始め、突如政治に目覚めて立候補し、当選した場合だって次の飼い主を探すのが一案である(ヤギでも猫でも議員宿舎では飼えない*2。ただし、鎌田さんは以前も衆議院議員に当選しているので、議員宿舎で動物を飼育できないことは知っていると推測する)。
もちろん、動物は責任をもって最後まで飼うべきである。しかし、人が生きていれば事情の変化があるもので*3、次の飼い主をさがすことを否定的にとらえてしまうと、最後に被害を被るのは今まで飼われていた動物である。とんちんかんな批判をした主婦と生活社は、これを機に廃業していただきたい。